2023-07-17 境界線 おまえは、無様に一心に、一つのものを愛し続けると良い。 その旅路に、何も残らぬとも、終わりの果てに笑って眠るおまえの姿が見えるであろう。 俺はそんなおまえの姿を見て笑うが、そんなおまえの横に、花を添えながら一緒に眠る奴の姿を見たら、俺はおまえに嫉妬するかもしれない。